ラグビーワールドカップと企業活動の共通点

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 ラグビーワールドカップが開幕した。
 自分にとってなじみのないスポーツなのだが、観ていてとても面白い。ついつい夢中で観てしまう。 サッカーもそうだが、ナショナリズムには、にわかファンが急増する。 自分もその一人だ。

 球技って、見ていると自分でもそこそこできそうな気分になるという、根拠のない自信が芽生えたりする種目なのだが、ラグビーはムリ。 開始1分持たず粉々に粉砕されるイメージしか持てない。笑

 「ボール持ったら相手から逃げまくる。」ならなんとなくできそうな気がするのだが、その逆。
 ボール持ったら特攻隊長として、100kg超の15人の猛者が待ち受ける場所に、先陣切って突っ込んでいかなければならないのだ。そりゃ、酷。One for All、All for Oneとは、ラグビーの本質をよく表した言葉だなと思う。 鉄砲伝来前の合戦を観ているような感覚にもなる。自分にとって、ラグビーは球技でもないし、格闘技でもない、合戦という独自のジャンルなのだ。

 企業の営業活動もこれに似たジャンルだと思う。日本企業同士の合戦もあれば、グローバル出の合戦もあるが、いずれもみんなで力を合わせて戦っている。
  総じて労働生産性が高いとされる外国企業(米国、仏国など)は、選りすぐりの精鋭たちがガンガン働いている。精鋭ぞろいだから動きも早いし、頭も切れる。ただ、戦士と観客(精鋭以外)の労働意欲の差がはっきりしているから、貧富の差も激しいのだと思う。
 精鋭達は、より高みを目指して自分の力を発揮できるチームに躊躇なく移籍する。そして、どんどん強くなっていく。個の強さが合戦を勝ち抜く源泉なのだ。
  日本の場合、ほとんどの人が学校を卒業して戦士となり、企業に所属する。そりゃ、精鋭もいれば、そうでない人もいる。仕事に夢中になれる人も、プライベートを重視する人も同じフィールドに立っている。これでは、なかなかベクトルが定まらないのも致し方ない。どうしても前進する速度は上がらない。 だけど、一度方向が定まればとんでもない力を発揮するポテンシャルを秘めていると思う。だって国民全員が戦士になれるのだから。

  今は混迷している日本社会、無理して成功している外国企業をまねるよりも、自分の情熱をしっかり会社で発揮する環境が整えば良いのではないかと思う。それがエンゲージメントに繋がるような気がする。
 自分はいろいろ経験したくて何度も転職し、外資系企業にも所属したからこそ、このように思うのかも知れないが、是非とも日本企業のすごさをもう一度、世界に向けて発信して欲しい。そんな企業を支援できれば、と思う。

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