ラグビーワールドカップ、日本1次リーグ突破記念。にわかファンとして勝手に思う、組織作りに重要なこと。

Pocket

この週末は歴史を更新するような出来事が目白押しだ。

土曜日は、数十年に一度の大型台風が日本を襲った。
台風被害に遭われた方、今も被害の渦中にある方も大勢います。
みなさまお気をつけてお過ごしください。

そして、その翌日にはラグビーワールドカップで日本が歴史を塗り替えた。
1次リーグを全勝で制し、、日本史上初のトーナメント進出、ベスト8入りした。
私のSNS(巷はみんなだろうが)は、10/13 19時からこの話題以外出てこない。笑

みなさんが提供してくれる情報を見ていると、日本代表は今年200日も合宿していたらしい。
すさまじいの一言だ。
すべてを犠牲にしてこの戦いに備える、的なことを多くの選手が語っているが、まさにその通りだと思う。
以前、この投稿でラグビーについて書いた時にも思ったのだが、やっぱりこのスポーツは合戦をイメージさせる。
自分が何かを犠牲にしているってことは、犠牲にされている人たちがその周りにたくさんいるってこと。
おのずと悲壮感が漂う。その思考に日本らしさが出る。
きっとニュージーランドや南アフリカは、そんな悲壮感無くしてもハチャメチャに強いのだろうから、これもDNAというか、チームカラーを強調するための戦術なのだろう。首脳陣の長期的なビジョンに舌を巻く。

中でも重要だと思うのは、有言実行であること。
昔の日本のスポーツなら黙って結果を出せ、だっただろうが、選手は躊躇なく目標を口にし、異口同音に自分たちの努力を語る。これも大事なことだと思う。やはり、言葉はコトダマ。口にすることでより脳に認識できるし、その言葉が伝播して周囲に大きなうねりを作る。
一体感の演出、これが組織力強化の源泉なのではなかろうか?

などと偉そうに書いては見たものの、もちろん私も多分に漏れず、にわかファンでございます。
4年前の南アフリカ戦のジャイアントキリングもニュースで知ったし、それ以降、試合会場に足を運んだことはおろか、80分間テレビ観戦したことすらありません。
今回、初戦でとんでもないジャイアントキリングを見せつけられて、その気になって、熱狂的で冷めやすい、典型的な日本人の特性を発揮している最中なのです。

さっきの有言実行と被るけど、傍観者としての言葉や思い込みも重要だと思う。
スコットランド戦(3戦目)開始前には、「頑張れ!」って意見に交じって、「難しいんじゃないか」って意見もちらほら投稿されていた。
過去の歴史から客観的に見れば、勝利するのが難しいのが事実。
今のムードや聞きかじったストーリーから、勝利を信じるのが情熱。
一抹の不安を抱きつつ、どちらを発信するか。

やっぱり社会の縮図だな、と思ったこの数時間。
今年は日本のリーグ戦、観戦してみよう。きっと近くじゃないとわからないこともあるだろう。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA